「WICKED~誰も知らない、もう一つのオズの物語」を見て
ブロードウェイミュージカル「WICKED」の劇団四季版をカレッタ汐留に見に行ってきた。サブタイトルの「誰も知らない、もう一つのオズの物語」にある通り、「オズの魔法使い」のプロローグと言える外伝である。そして、グレゴリー・マグワイアの小説「オズの魔女記」が原作になっているそうだ。
ドロシーが竜巻で飛ばされたオズの国には良い魔女と悪い魔女がいた。ドロシーは悪い魔女をやっつける訳だが、悪い魔女はなぜ悪い魔女なのか?本当に単純に「悪い」魔女なのか?と言ったことが語られている。うまいところに目をつけたなぁと思う。
ただ、ストーリーは正直言って、学芸会に毛の生えたようなものだった。特に第一幕は、あまり面白い展開もなく、見ていて若干辛かった。第二幕に入ると、物語も展開し始めるのだが、それでも「は~、なるほどね!」と思う程度で終わってしまった。
アメリカ人にとっては国民的な物語である「オズの魔法使い」と言っても、日本人の私には大した思い入れがないせいだろうか?こうした物語を見るには年を取り過ぎているせいかも知れない。おそらくその両方だろうと思う。
パンフレットにも書かれているが、ブロードウェイではティーンエージの女の子から圧倒的な支持があるそうだ。納得がいく…。これまたなるほどである。
しかし、音楽は素晴らしかった。曲は、第一幕の最終曲「Defying Gravity」(重力に逆らって(と訳せばよいのか?))が一番印象に残った。このミュージカルのテレビCMにもなっているあの曲である。
俳優さん達の歌も大変上手なので、安心して聞きほれることができた。特に、主役の人達の歌には感心し、中でも、緑色の肌の悪い魔女エルファバの歌声が印象に残った。
終わった後は、この作品のイメージカラーの緑にちなんで(?)、同カレッタ汐留の地下1階にある茶寮 都路里(つじり)の抹茶ソフトクリームを。京都のほろ苦い味が美味しかった。
「オズの魔法使い」のあらすじをうろ覚えの人は、この作品を見る前に、復習することをお薦めします。
- 本日の主な出演者 -
グリンダ: 苫田 亜沙子
エルファバ: 樋口 麻美
ネッサローズ: 山本 貴永
マダム・モリブル: 武 木綿子
フィエロ: 前田 貞一郎
素晴らしい歌と演技ありがとうございました。
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